【留学】クロネコヤマトで日本からドイツに荷物を送る
前記事ではご挨拶をさせていただきましたが、ここからは本格的にブログらしい記事を更新していきたいと思います。今回は留学関連で、クロネコヤマトの留学宅急便を利用し、日本からドイツへ荷物を送ったときの話です。
日本からドイツに荷物を送る
できれば身バレはしたくないので留学期間や留学先等は軽めに伏せさせていただきますが、留学期間が季節をまたぐ程度には長かったので夏服と冬服の両方が必要でした。スーツケースで持って行ける量は限られていますし、全て現地で購入するという訳にもいかないので、すぐには使わない衣服や荷物をまとめて送ることにしました。
主な宅配業者
DHL等も日本から海外への配送ができるようですが、ここでは日本郵便とヤマト運輸を簡単にご紹介します。ここでは日本からドイツに衣類等の30㎏未満の大きな荷物を送ることを前提にしています。あくまで簡単に調べた結果なのでご自身でしっかりと調べた上で決定してください。
日本郵便
メリット
- 食料品も送れる
- 発送手続きが簡単
- 日本語での対応
デメリット
- SAL便は紛失の恐れあり(先輩談)
- 船便は時間がかかる
日本郵便は非常にわかりやすいページがあるので詳しくはこちらを参照なさってください。
ヤマト運輸
メリット
- 高価で丈夫な段ボール箱の販売もしている
- フランクフルトに支店があるため、受取時も日本人に届けてもらえる(場合がある)
- 日本語での対応
デメリット
- 食料品、医薬品は送れない
- 航空便のみでSAL便などの安価な配送方法が無い
- 書類記入が少々大変
ヤマト運輸のHPを参照すると留学の際の身の回りの品(別送品)は国際宅急便では取り扱い不可で留学宅急便を利用しろとのことなので、留学宅急便のリンクを貼っておきます。
クロネコヤマトの留学宅急便でドイツに荷物を送る
荷物が30㎏の場合、日本郵便の航空便が36,650円(SAL便なら26,550円)、クロネコヤマトの留学宅急便が31,000円~34,000円で後者の方が少々安かったので、私はクロネコヤマトの留学宅急便を選びました。
余裕を持って出国の1カ月前に申し込みをしましたが、余裕がありすぎて放置していたら一度キャンセル状態になってしまったのでそこまで早めでなくても大丈夫だと思います。結局出国の前日に発送しましたし、家に家族がいるのであれば集荷の対応だけ頼んで自分は先に出国してしまうことも可能です。
留学宅急便を申し込む
留学宅急便はWeb専用商品なので、電話で申し込むと追加料金がかかります。留学の場合現地で自分のPCなりスマホなりでこれまでのやり取りを確認できる方が便利で安心なので、おとなしく普通にWebで申し込みましょう。上に貼ったリンクから申し込みができます。
インボイスを記入する
無事申し込みが終わったら次はインボイスを記入します。必要書類は全てメールで送られてくるので自分で印刷して記入します。一つ一つ品名を書かなければならないのでかなり大変です。記入した書類は荷物と一緒に箱の中に入れておきます。
書式と記入例はこちらから見られます。
https://www.y-logi.com/service/kaigai/common/pdf/DE3.pdf
荷造りと発送
海外発送であっても 荷造りに特別なことはありませんが、しっかりと梱包した方がいいと思います。封をする前に必要書類を入れるのを忘れずに。集荷希望時間の指定をするようにというメールが来るので指定して待つだけ。普通の宅急便と同様に、クロネコヤマトのドライバーさんが来てくれます。
日本から送った荷物をドイツで受け取る
日本から荷物を発送した後、無事に自分もドイツに着いたなら、次は荷物の受け取りです。ここからは欧州ヤマト運輸の方が引き続きメールにて対応してくれます。
必要書類
荷物の通関手続きに必要な書類は
- 住民登録証明書(Anmeldung)
- 通関委任状(Zollvollmacht)
の二点です。通関委任状はメールに記入するだけのものが添付されているので、実際に必要なのは住民登録証明書だけです。二点が揃ったらメールに添付して送ります。
住民登録証明書は以下の写真のような書類で、移民局で住民登録の手続きが済むともらえます。住民登録及びビザの取得もなかなか大変で、この住民登録証明書をもらうのに一ヶ月かかりました…がそれはまた別の機会に記事にしたいなと思っています。
荷物の受け取り
必要書類を送ると10日ほどで通関手続きが完了したとのメールが来ます。私は日本人のドライバーさんに来てもらえましたが、都合が付かない場合は日本人ではない現地の業者の方の配達になります。
まとめ
住民登録の手続きで手間取り時間がかかってしまいましたが、それ以外は概してスムーズでした。結局荷物の受け取りは出国して一ヶ月以上経った頃になってしまい、安価な船便やSAL便でもよかったのではという気もしましたが、留学先まで見慣れたヤマトの制服を着た日本人が届けに来てくれたのはとても嬉しかったと記憶しています。一ヶ月経ちドイツに疲れてきたところだったので、「荷物どこに置きますか?」なんてことまで聞いてくださってほっとしました。
また、ヤマトの47×47×66cmの大きな段ボールを購入したため、冬用の布団まで送ることができましたし、段ボールはかなり丈夫なので帰りの荷物を送る際に再利用することができました。帰りの荷物を送った話はまた別の記事にしたいと思います。
いかがだったでしょうか?この記事になにか参考になるものがあれば幸いです。
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